今の日本は、皆が恵まれて、幸せで何の不安も不満もない人たちばかりのようにみえます。
しかし、いつの時代でも、どこであっても、人間はあまり変わらない者ではないでしょう。
表面的には幸せそうでも、多くの悩みをかかえ、苦しんでいるのです。そして安心して従う
ことが出来る救い主を求めている人は多いのではないでしょうか。
イエス・キリストは、そういう人たちに向かって、「さいわいである」と言われます。いわゆる
ハッピーな人たちのことではありません。
心の中で苦しんでいる人たちに向かって、今でもイエス・キリストは、「疲れしわが友、
われに来たれ」(讃美歌244番)と招き、「天国は彼らのものである」と言われます。
教会は、こういう主イエスの招きに応じて、心の平安を得た者たちが集まって、感謝している
所です。
アライアンス教会は、アメリカで生まれたプロテスタント教会です。
宗教改革者カルヴァンの流れを汲む長老派教会の牧師であったアルバート・シンプソンが、全世界への伝道をモットーにして、新しい教会を設立したのです。
シンプソンはまた、イエス・キリストは、「救い主、きよめ主、いやし主、再臨の王」である事を強調する「四重の福音」唱えました。
日本では、明治26年(1893年)以来、すでに100年以上も伝道しています。
「アライアンス」は英語ですが、それを日本語に訳して「協同教会」と呼んだこともありました。
大阪キリスト教会は、昭和40年(1965年)に豊中市庄内において、大泉勇・春枝牧師夫妻によって日本アライアンス教団の大阪伝道が開始された時を創立の年としています。
昭和51年(1976年)には、教会設立50周年を祝い、それを記念して、『教会五十年誌』を発行しました。
わたしたちの教会は、すべての人のために開かれています。